5回目となる世界の教育事情シリーズですが、今回は少しアプローチを変えて、中国生まれで、自分自身は中国で教育を受け、日本に留学して20年。日本人のご主人との間の2人のお子様を日本の教育の中で育てているという魯　便さんをお迎えします。

魯さんが教育を受けた時の中国は一人っ子政策時代で、子供の早期教育に力を入れる傾向にあった中国では、両親、おじいちゃん、おばあちゃんが、一人の子供の勉強から習い事までを全力でサポートするような傾向にあったそうです。エリート大学に行くためには高い塾代もなんのその。そんな時代だったそうです。現在小学校に通う二人の姉妹の母として日本の教育を体験していると、中国と日本の教育の違いに驚く事が多いそうです。

そんな中国も、今年から、あまりに激しいエリート大学に向けての受験競争を改めて新しい方向の教育を打ち出したのだそうです。今回は、今までと少し違うアプローチで中国と日本の教育の違いについても学んでみたいと考えています。